大黒天大祭

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大黒天大祭について

大黒天大祭は昭和59年(甲子)正月に、大きな一刀彫の大黒様が円福寺にお出ましになって始まりました。
元旦に西横田のみなさまが総出で飾り付けや準備をしてくださいます。ありがたいことです。村を挙げての大行事になりました。
二日の初縁日も村のみなさまが、お役についておもてなしの心で初詣のみなさまをお迎えいたします。

新年は大黒天大祭から
早朝六時半より皆様の祈願成就を祈り御祈祷を申し上げます。皆様のおいでをお待ち申し上げます。

円福大黒天祭 宣示 画像

円福大黒天縁起

恭しく惟るに 大黒天は 天竺の神にして 仏法の守護神なり 仏法中国に伝承され 三宝大いに興隆せしも たまたま 一貧寺あり 財施少く運営に苦しむ ときに寺男あり 労を惜まず 寺田を耕し 暁を待たずして起き 昼はひねもす働き 夜はよもすがら 小槌を振って藁を打ち 縄をない 俵を編み やがて収れ秋には 米俵を山と積み 修行の衆僧に供養し 贅を戒め 貯金袋の口をひきしめて 人世のための布施行に勵む 常に謙虚の頭巾をいただきて高ぶらず 人に接するに ほほえみを忘れざれば 衆人この寺男を敬って 天竺大黒天の化身ならんと讃う かくて仏日輝きを増し 山門の二輪常に転ず やがて寺男 不老の天壽を全うせし後 一山その徳を讃仰し 寺男平常の像を刻みて 庫院の大柱の基に祀り 永く寺門の加護と仏法の隆盛を祈願せり これ大黒柱の由来なり 蓋し 家を支えるに 大黒柱の任甚だ重し すべての経営もまたかくの如きか この大黒天を 伝教大師 日本国に奉迎して 比叡山に祀らる。日本国民ひとしくをこれを 家業繁昌五穀豊穣の福神として信奉し 恵比須天を商業の神 大黒天を農業の神とし やがて七福神の仲間となられ 縁起めでたく 日本の大黒天となりませしなり 日本国民 なべてその尊像を拝して 勵み働き 今日 世界の経済大国に発展せり 打出の小槌とは 勤勉なる 日本国民の生産力なり このとき 日本国民 その財に驕らず 資本の俵を踏え 小槌の労働を惜まず 和顔愛語をもって 世界の円満と人類の福祉に貢献するならば 積善福徳の利行は 自他法界平等利益の実をあげるべけれ 玆に 円福寺内に 大黒天を奉祀し 無量無尽蔵の福徳を願い 萬民の和楽 萬世の太平を祈祷す 希くは大黒天 永く 南閻浮の一切衆生を守護し賜わらんことを

「円福大黒天縁起意訳」(PDFファイルへリンクします)


至祷合掌
維時 昭和五十八年元旦
龍眼山 円福寺 十九代
法子幸邦敬白

円福大黒天お種銭由来

大黒天さまは、家業繁盛、五穀豊穣、家運興隆の福神であります。縁起芽出度い七福神のお仲間で、日本国民はなべてそのご尊像を拝して、励み働き 今日 世界の経済大国と発展いたしました。
打出の小槌とは、勤勉なる日本国民の生産力であります。小槌の労働を惜しまず、和顔愛語をもって世界の円満と人類の福祉に貢献するならば、積善福徳の利行は、自他法界平等利益の実を上げるのでございます。
円福大黒天さまのお種銭(五百円)を借り受けましょう。それをお守りにして、一年間積善福徳の利行で生業に励み、家内安全、商売繁盛、開運招福などのご神徳を戴きましょう。そして、翌年お種銭を借り受けるときはお礼に倍額をおさめましょう。こうして、毎年借り続けることにより、円福大黒天さまとご縁がつながるのです。

お願い事

家内安全/災厄消除/事業興隆/商売繁盛/病気平癒/交通安全/合格祈願/学業成就

円福天満宮

円福天満宮画像

門入って正面に江戸時代に円福寺九世海光密音大和尚の門人が建てられた、天満宮の石塔があります。学問の神様です。学業成就、勉強ができるようになりますよう、合格祈願しましょう。

ご祈祷料 祈祷札

祈祷札
大(松) 壱万円(1尺5寸)
中(竹) 五千円(1尺2寸)
小(梅) 三千円(1尺)

縁起物

  • 積善福徳 円福大黒天御分体
  • 積善福徳 お宝銭
  • 開運厄除 福矢、福だるま、福飴
  • 開運厄除学業成就 お札、お守り
  • 学業成就合格祈願林檎
  • 積善福徳大黒ようかん

ご祈祷等お申し込み、お問い合わせ

ご祈祷申込葉書、電話、FAXなどでお申し込みください。

〒388-8805 長野市篠ノ井横田869 「円福大黒天講中」
電話 026-292-0381/FAX 026-293-9629

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