円福友の会 「月刊圓福」

ホーム > 円福友の会 「月刊圓福」

カンボジア支援

「月刊圓福」4月号

ニコニコ法話 『一本のろうそくの火』

ソファット氏のコロナ禍を経た今のエコ村の報告をエクセルの表にまとめて確認してもらいました。〔略〕
寄贈井戸34本のうち、稼働中が20(59%)、不明が3(9%)、少ししか出ない1(3%)壊れたか無くなった10(29%)でした。…

ほか

カンボジア支援 これからの支援活動について
養育随想 子どもの幸せ

「月刊圓福」2023年4月号をすべて読む(PDFファイルを表示)


カンボジアコロナ感染防止支援

圓福9月号『コロナ感染拡大防止』

円福友の会会長 藤本光世

 キムさんから、追加で送ったお金で、マスクやアルコールをたくさん買って、それを袋詰めして、村の人々に配った写真が届きました。

たくさんのマスクの向こうにイーちゃんとリンちゃんが埋もれています。マスク万歳と、箱を持っています。
キムさんの親戚きょうだい総動員でアルコールとマスクの袋詰めです。
ペットボトルに、日本の円福友の会からの寄付と書いたラベルを貼ってくれています。

マスクとアルコールをもらって嬉しそうです。
皆さんに配っている動画が送られてきて、それを見るとペットボトルとマスクが入ったたくさんの袋が、奪い合いのように、あっという間になくなってしまうのでした。
 カンボジアには、月に四度の仏教の日があり、おじいちゃんおばあちゃんがお寺におまいりに来ます。おいでになった皆様にも、アルコールとマスクを配りました。キムさんの実家のおばあちゃんは涙を流して喜んでくれたそうです。

カンボジアは九月がお盆になります。カンボジアのお坊さんはお寺から出られません。おじいさんとおばあさんと村の人は、お布施をもってお寺におまいりに行きます。カンボジアのお盆には時間をかけてお菓子を作ります。どの家もたくさんのお菓子を作ります。そのお菓子は一か月たっても食べられるくらいです。
 カンボジアのお菓子は、きっとクッキーのようなものかなあと思いました。


圓福8月号『コロナ感染拡大』

 カンボジアで新型コロナウイルスの感染が拡大しています。一日当たりの新規感染者は約千人、死者は約三十人になっています。
 キムさんに様子を聞きました。
 カンボジアは今コロナウイルスが大変です。今、私の村には六人ウイルスがうつっています。村の人は土地に閉じ込められて、市場も閉じられています。(6/25)
 先生 今 私の村の人はたくさんコロナウイルスがうつっています。怖いです。今までこんなことを見たことが無いです。聞いたこともないです。人と人とがお互い怖がっています。違うところから来た人をみんな見て、コロナを持っているかどうか疑っています。カンボジアは病院が強くないので、国民からあまり信用が無いです。お金持ちの人は外国の病院で入院します。でも今は国から出国できない。
 カンボジアは多分コロナウイルスを止められないのかなと考えています。
 毎日病人はたくさん増えて、死亡者も増えています。
 カンボジア人は、特に村の人はみんな知り合い。よく顔を合わせ、よく話をして、よくビールを飲んで、コロナウイルスがうつりやすいです。
 今、もうすぐ二年。私のガイドの仕事はゼロです。
 今、ドローンで村の人の田んぼを農薬を撒く仕事をしています。何となく生活はまあまあ行けます。
 今、農業をやる人は食べていけます。街の人は、特に宿を借りる人は死にかけるかもしれません。私のシェムリアップの家は人に貸して、コロナウイルスが来ない前には一つの部屋で五十ドルが毎月もらえました。最近まで一つの部屋で二十ドルがもらえています。でも、今、誰も払ってくれません。電気代だけみんな払ってくれます。きっとみんなたいへんだと思います。
 エコ村は行けるときにすぐに行きます。そこらへんはコロナウイルスがあるかどうか分かりません。こちらのことは心配しないでください。コロナウイルスが少なくなって、県を越えることができたら行きます。(7/5)

 キムさんに、コロナは口から入るので、食事の時にもっとも注意しましょう、つばで飛びます、と伝えました。
 すると
 きっとみんなそのことを気にしないと思います。私でも、あまり気にしなかったです。
 出かけるときだけマスクをして、帰ってきても手を洗わずにご飯を食べたり飲んだりします。昔、コロナウイルスのことを聞いてそんなに危険じゃないと思いました。でも感じを変えました
 キムさんの話を聞いて、日本から除菌ティッシュを送って、食事の前に手を拭く習慣をつけてもらおうと思いました。でも、アルコールは送れないのでした。
 ノンアルコールの除菌ティッシュではコロナに効果は無いそうです。

 それで、お金を送って、キムさんにカンボジアのアルコールやマスクなどを買ってもらって、村の人に配ってもらうことにしました。
 七月十一日に十万円を送りました。手数料等を引かれて、884.59ドルになってしまいました。
 七月二十日にキムさんから写真とメールが届きました。

 アルコールの量は二〇〇リットル、マスクは一〇〇〇枚です。アルコールは五〇〇㎖のボトルに入れて配りました。マスクは二五枚ずつ分けて配りました。取りに来る人に、アルコールの一本とマスク一つ(二五枚)の袋をあげました。

キムさんの二人のお嬢さんが、マスクの袋詰めを手伝っています。
ペットボトルに薬品のしるしの、青十字マークのラベルを貼っています。
ラベルにはジャパニーズの寄付と書いてあります。


お坊さんにプレゼントしました。

 先生、アルコールは全部で三八〇本くらい入れられました。残りは私は自分で使っています。マスクは四〇〇袋にして全部渡しました。
 これでも足りなくて配り終わっても後から取りに来る人がたくさんいました。違う村からくる人が多かったです。

 キムさんが頑張り、キムさん家族も頑張っている様子が写真から伝わってきました。まだまだ足りなくて後から取りに来る人がたくさんいたというので、追加で二十五万円を送りました。2235.36ドルです。(7/20)

 

円福友の会 「月刊圓福」

会員の皆さまには円福友の会の活動状況を「月刊圓福」でお知らせいたします。

最新のカンボジア情報やタイのクロントイスラムの情報、教育随想で高校の様子、おっしゃんの修証義解説で生きる道をお伝えいたします。
会員になってSABA運動を世界に広めましょう。

皆さまのご賛同をお待ち申し上げます。


『春の淡雪』ピアノ伴奏

月刊圓福2020年4月号の『春の淡雪』をピアノ曲にアレンジして、愛育園の中2の女の子に弾いてもらいました。

藤本幸邦 作曲
大久保優美 編曲

童謡「春の淡雪」アレンジ

春の淡雪の歌詞と由来について知りたい方はこちら(PDFファイルを表示)


今までの「月刊圓福」

「月刊圓福」2022年3月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2022年2月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2022年1月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2021年8月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2021年7月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2021年6月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2021年5月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2021年4月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2021年3月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2021年2月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2021年1月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2020年12月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2020年10月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2020年9月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2020年6月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2020年5月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2020年4月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2019年12月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2019年7月号(PDFファイルを表示)

「月刊圓福」2019年6月号(PDFファイルを表示)

「にこにこ法話」(月刊圓福 2016年8月号より(PDFファイルを表示))

「にこにこ法話」(月刊圓福 2016年7月号より(PDFファイルを表示))

「にこにこ法話」(月刊圓福 2016年6月号より(PDFファイルを表示))

「にこにこ法話」(月刊圓福 2016年5月号より(PDFファイルを表示))

「にこにこ法話」(月刊圓福 2016年4月号より(PDFファイルを表示))

ページトップ